『バカ』…それは惑星(ほし)からの挑戦状
『バカにつける薬はない』と申します。
ほんまかいな！かつて不治の病と恐れられ猛威を奮った天然痘やペストですら現代医学という暴力の前にことごとくひれ伏しているんですよ？それだけ医学が発達している今この現代にそれこそひとつもないなんてあり得るかぁ～？唾・オン・ザ・眉～～～
という事でバカにつける薬というものをガチで探してみました。
ひとえにバカといってもその症状は多岐にわたります。薬ひとつで全てのバカに対応するのは難しいと思うので、特定のバカへの効果を期待できるものをピックアップしてみました。結果、現代医学の進歩をまざまざと見せつけられた形になりますね…
つまりバカは治せる！バカよ、今こそ魂のルフランへと回帰すべし…ヴァジュラ・オン・アーク！！！
SNS等でヤンチャ自慢を全体公開するDQN系脳筋バカ
いつぞやも寿司屋やコンビニでの子供じみたイタズラ、危険な煽り運転などに対するバッシングの件が記憶に残っていますが、SNSによるコミュニケーションが根付いた近年はこの手のバカがトレンドに上がる事が多いですよね。
この界隈は身内での内輪ネタとして軽い気持ちで投稿する者が後を絶たず、SNSというものの危うさをいまいち理解しきれていないように見受けられます。
その場のノリでヒートアップしがちなこの手のバカは冷えピタや熱さまシートでクールダウンするのが最速かつ最善の対処法でしょうね。ひとしきり冷やしたのち流れるようにTwitterの通報ボタンをポチィ〜
痛いポエムばかり垂れ流す自己陶酔系吟遊詩人バカ
岩に突き刺さった聖剣があるとしたら抜けるのは自分しかいない！…それほどの高次元へと昇華した謎インフィニティセルフコンフィデンスをハイマットフルバーストし、TwitterやFacebookなどでエゲツない自己陶酔ポエムを垂れ流す災害級のヒューマノイドタイフーン…
その接近に唯一対抗できる武器は酔い止め以外に存在しません。もはや『つける薬』の範疇を逸脱していますが、これも災害時のリスク回避と割り切ってください。モタモタしてると”止まない雨”とか”失ってしまった君のぬくもり”とか”闇より出でて災厄をもたらす紅蓮の腕(かいな)”みたいなフレーズが束になって押し寄せてきますよ。巻き込まれたら非常に痛いですからね精神的に。僕だってこれ吐血しながら書いてるんです…
死ぬ死ぬ詐欺でアクセスアップ狙いの構ってちゃん系メンヘラバカ
鬱などガチで悩んでいる方はともかく、この世には『承認欲求のためだけに』自らの体を切り刻み、『ﾀﾋにたひ…』とか『みんなゎﾎﾞｸが居なくなったセカイで大切な人と生きて…』みたいに、私はこんなにメンがヘラっているんですよアピールで注目を浴びようとするダウナー系のリビングデッドが存在します。
これらのメンオブヘラスメンツに下心丸出しでハエのようにうじゃうじゃタカる取り巻き…それらの祈りを吸い上げ、審判を下す不死者の構図…大聖堂の壁画かな？
今日も不死者のほしいものリストは信者からの供物によって溢れかえり、アムリタとかトキジクノカクの木の実がAmazonお急ぎ便で自宅ポストへと…
…待てよ、そもそもこの人達は本当にバカなのか？資本主義に適合した新世代の救世主（メシア）であり、壁画はその事実を示唆している…？
ほしいものリストに『タワマン』と書けば池袋の一等地に宮殿が建ち、『石油』と書けばドバイが対馬沖に流れてくる…？こんなもん救世主どころか魔王の力じゃねーか！バカだーーー！やっぱりバカだよ！人智の一切及ばない王者のバカの風格！
そんな地獄よりの使者に対しては、ベルモンド家に代々受け継がれし聖なるムヒを全身に塗ったくってやりましょう。それがリスカ防止、ひいてはタワマンの建設阻止となり、持たざる者のコンプレックスは保護されます。１世紀前半頃にムヒが存在していればキリストも十字架にかけられる事はなかったし、悪魔城ドラキュラシリーズは一作目で完結していた事でしょう…
さあご覧なさい、パトラッシュ眠いんだ…とか言い始めたらもうひと押し。まぶたの裏まで入念に塗布しましょう。うまく行けばそのまま成仏します。
人類がいかにバカへの対抗手段に貪欲であるか、という事がお分かりいただけたかと思います。
これまでにも人の歴史はバカによって左右されてきました。ここだけの話、本能寺の変もアレクサンドリア図書館の消失もバカの手によるものです。どちらもバカがインスタに上げて炎上しました。
バカはウイルスと同じで、地球という広義の生命体が生態系のバランスを保つべく地表へと放った自浄作用であり、人の進化を促進させるためのトリガーでもあります。
バカが滅ぼしたものは二度と戻りませんが、バカを滅ぼすべく努力を続ける人類に隙はないのです。さあ、共にバカを駆逐した世界へと旅立ちましょう…その先にあるものを確かめるために…その先には…
ま だ ア ホ が い る
※本記事は100%のネタ記事であり、記事内における各薬品の使用法は完全なる医療外行為なので絶対に真似しないで下さい。さすがにこれを真似するバカにつける薬はありません。
