女子集いて男子討ち滅ぼさんとする
『cuicui2016』っていうカメラ女子向けのイベントが盤渓で開催されてたんですよ。
僕がカメラ女子っていうカテゴリに属してないのは百も承知なんですがね、それでもその場に足を向けたのは決してどす黒いエロから来る感情などではなくて、
純粋に
ただ純粋に
写真と女子を愛してやまないという、そんな不器用なリビドーを抑えきれなかったからですこのガッデムが!肌色の多い写真や動画が特に好きです。
このブログを読んでいる方はそろそろこんな戯言をスルーするスキルを身に着けていると思うので続けます。
『cuicui2016』はNikonやCanonなどといった主要カメラメーカーの協賛の元に、写真家である”渡邉真弓”さんが
『北海道に住む写真とカメラが好きな女性が楽しみながら体験したり学んだりできる場を作りたい』
という理念によって主催されている、北海道初の女性向けフォトフェスだそうです。
ワークショップや企業出展ブース、ちょっとしたカフェなんかもあって、カメラ好きがゆっくり見て回れる体験型のイベントになっていました。僕のようによこしまな感情でもって訪れる底辺男性をことごとく撃退するのに充分な雰囲気と言えるでしょう。
僕以外にそのような視点で参加していた男性の割合は清々しいほどにゼロだったので、撃退される様を目撃する事は叶いませんでしたが。
ところでこのイベントの企業出展ブースですが、メーカーによってはレンズの貸し出しを行っている所もあるのです。最新のレンズがこれでもかというほど整然と並んでいる姿はまさに壮観。卑しい根性でついつい値段を数えてまうでぇ…!
SP90 F2.8 VC USD Di
というレンズを借りてみる事にしました。
何?と。
え?呪文?と思われる方もいらっしゃる事でしょう。僕だってパッと見わかりませんよこんなの。もっとウルトラソニックリフレクターとかギャラクシアンストロングライトレンズマーク90とかわかりやすくてかっこいい名前にしてくれよって思いますわ。ちなみにこのレンズの名前を解読するとこうなります…
タムロン社製高級レンズ 90ミリ画角固定 明るさ2.8固定 手ブレ補正付き 超音波モーター内蔵 フルサイズデジカメ対応レンズ
ギャラクシアン(略)のがわかりやすいって絶対。
このギャラク(略)を使ってみた所、普段使ってるレンズとは一線を画す素晴らしい使い心地だった事をここに宣言します。
まず何はなくとも、とにかく綺麗なんですよ画が。
単焦点レンズという、画角が決まっていてズームのできないレンズなんですが、そのぶんピントの合った部分のクッキリした解像感や背景のボケ具合が半端ないんですね。髪の毛だって一本一本滑らかに写るし、被写体を浮き上がらせるためのボケも大きくて綺麗。
これなら毛穴の黒ずみだって乳首のブツブツだってありのままに写し込めるんだで!!
な?どうでもいいだろ?僕に語らせるからこんな事になるんですよ。諦めて最後まで付き合ってくださいよ先輩。
あとフォーカスが爆速なのがほんと気持ちいいんです。今持ってるキットレンズがニュイ-…って感じでフォーカスするのに対し、このレンズはチュイッ!って感じでそれはもう関西のツッコミかな?ってくらいタイミングを逃さないわけですよ。
フォーカススピードの違いってまじで3割くらい撮影の成功率アップに貢献すると思ってるんですよね(もちろん状況によりますが)。それを身をもって体験したわけです。
そんなこんなで嫁と子供を差し置いて自分だけおだちまくってきました。まあ子供は走り回って楽しそうだったしいいか。
いやーそれにしても明日からあのレンズが無いと思うとガックリきてしまいますわ。
やっぱり行くんじゃなかったわ。後悔した。
(当然嘘です)
やっぱりうちの女子はたまらんな~色気あんな~
ジュル